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内視鏡外科道場 "アミーサ" で第91回トレーニングセミナー開催

外は寒いけど、道場は熱気でムンムン。令和元年最後の道場だ。91回目となる今回は熱き血潮を湛えたふたりの若者が奮起した。井先生(写真左)は後期研修中の外科医。大腸外科に興味を持ち、骨盤内で美しく膜を剥離する手術を目指す。尊敬する呼吸器外科の先輩に刺激を受け、その技術や哲学を大腸の分野で伝承したいと。基本の動きは理解している様子だったが、道場ではそこから研ぎ澄まされた技術に進化させるのが目的だ。理論に裏打ちされた微細な技術を伝授したところ、一気にエラーも少なくなり、難易度が上がっても応用が利く縫合になった。鳴海先生(写真右)は初期研修中の外科医。井先生と同じく、最初に見た大腸の手術に惹かれ、その道を歩み始めている。将来も大腸外科の世界でTATMEなど今ホットな分野も視野に入れ、成長を続けたいと。オーバーラップ&アンダーラップの迅速な糸結びの技術をすでに習得していたが、そこにも伸び代はたくさん見いだせた。フィニッシュの直角スクラッチや、プッシュしながら進むコツを会得し、短時間で猛烈に成長を遂げていた。ふたりとも、座学でも意欲的に質問をし、テイクホームメッセージを多く引っ張り出していた。意欲的でしたよ。このまま成長を続け、理想の外科医になること間違いなし!楽しみです。

アミーサ道場は手先の技術伝授だけではない

内視鏡下縫合のコツと頭脳的腹腔鏡手術の伝授

どんな状況でも内視鏡下縫合がスムーズに行えるよう骨太な内視鏡下縫合の基本技術を徹底伝授します。あなたの縫合技術のどこを修正すればよいのか、「あ、なんだ!なるほど」と目から鱗のアドバイスを差し上げます。このほか頭脳的な腹腔鏡手術を行うために必須の考え方をお伝えするために、レクチャー、デモンストレーション、手術ビデオ供覧、ディスカッションを行います。参加したきみたちの右脳には新しい風が吹き、未経験ゾーンに足を踏み入れることになるでしょう。

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